もっとも大きな変更点は、先進安全装備である「アドバンスドセーフティパッケージ」をメーカー装着オプションとして設定したことにあります。
スバルといえば、ステレオカメラを使った「アイサイト」でプリクラッシュセーフティシステムをリードしていますが、同社のポリシーからMT車にはアイサイトを組み合わせていないのです。
しかし、今回追加設定された「アドバンスドセーフティパッケージ」は、準ミリ波レーダーによる斜め後方の死角検知機能と車線変更支援、後退時支援をはじめ、左側ドアミラーに内蔵したカメラによるサイドビューモニター、フロントウインドウ裏に置かれた単眼カメラによるハイビームアシストといった内容で、MT車にも対応可能。
つまり、WRX STIにオプション設定することが可能となったわけです。
なお「アドバンスドセーフティパッケージ」装着車のメーカー希望小売価格は、WRX STIが396万3600円、WRX STI Type Sは425万5200円となっています。
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(山本晋也)