その秘密は後輪の制御にあり、左右輪を別々のモーターで駆動させることでコーナリング時に回転差を付けて後輪の浮き上がりを防止しているそうです。
松波社長は徹底した実検を経て、絶対に倒れない三輪車を作り上げたと胸を張ります。
「エレクトライク」は1人乗りで、スリーサイズは全長2,500mm、全幅1,300mm、全高1,655mm、最小回転半径は2.8mと極小。
映像の如くスタートダッシュはかなり俊足で最高速度は60km/h。
3.9kWhのリチウムイオンバッテリー搭載モデルの車重は420kgで、航続距離約が約30km、7.8kWhの同バッテリー搭載車が車重450kgで航続距離は約60km。荷台には最大150kgまでの荷物を搭載可能。
200V電源で満充電に要する時間は前者が2.5時間、後者が5時間となっています。
今年2月から富山県内の工場が既に稼働しているそうで、年間100台を生産目標に今後はアジア諸国への展開も視野に入れているとか。
同社は15日に川崎市長出席のもと、市庁舎で「エレクトライク」を披露する予定。
安定性が良く、女性や高齢者でも安心して利用可能なことから、宅配サービスなどへの需要が見込まれ、懐かしさいっぱいのレトロな同車を街で見かける日も近いかもしれません。
■日本エレクトライク
http://www.electrike.co.jp/
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