楽器の「ローランド」がEVスポーツカーの音作りに挑戦!?

今回発表されたシステムは、ローランドが創業以来培ってきたシンセサイザー技術を応用、加減速や坂道でのモーター負荷などに同期して、滑らかでダイナミックに変化する走行音が楽しめるそうです。

さらに、デジタルシンセサイザー音源「スーパー・ナチュラル」を使用し、上品で高級感の有るサウンドが数種用意されており、シチュエーションに合せて好みのサウンドを選択可能。

こうした機能は、加速時のエンジン吸気経路の脈動を利用して特定の周波数領域のみを誇張、キャビン内に伝えるシステムとして、トヨタ86/BRZの「サウンドクリエーター」やマツダロードスターの「ISE(インダクション・サウンド・エンハンサー)」などの事例が存在します。

またスポーツカーらしい迫力を出すべく、エンジン音に電子処理を加えているBMW M5の「ASD(Active Sound Design)」システムなども比較的近い存在ですが、今回の開発品は根本となる発音源(エンジン)を持たないEV専用に開発されたもの。

EVは車内の静粛性が高い反面、高速時の風切り音やロードノイズが目立つ傾向にあるため、こうした音作りは快適性の向上やEVならではの先進的なイメージ演出に欠かせないものになりそうです。

Tommykaira_ZZ

■ローランド Webサイト
http://www.roland.co.jp/news/0654/

■トミーカイラZZ Webサイト
http://tommykairazz.com/

■GLM Webサイト
http://glm.jp/

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Avanti Yasunori

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この記事の著者

Avanti Yasunori

Avanti Yasunori 近影
大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからのクルマ好きで、免許取得後10台以上のクルマを乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。