■きめ細かい専用チューニングと新技術で上質さを実現
新型CX-3は、デミオのプラットフォームをベースに、クロスメンバー等を新設計すると共に、スポット増やブレース補強、板厚化といったきめ細かいボディワークを施し、上質な走りと快適性を実現しました。エンジンは、デミオでデビューした新開発1.5Lディーゼルターボの一本勝負。専用チューニングでトルクを8%UPさせると共に、MTでは上位ユニットを採用して対策しています。
注目は、ディーゼル特有のカリカリ音を大幅に低減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」。マツダ技術陣は、カリカリ音の原因が燃焼時のコンロッド振動にあると特定。そこで振動の周波数を逆位相で打ち消すために、ピストンピン内部に仕込むダイナミックダンパーを開発しました。でもせっかくの新技術なのに、上級6AT仕様の限定オプションとはもったいないですゾ~!
(拓波幸としひろ)