トヨタが「SiCパワー半導体」による燃費効果を公道で実証!

トヨタ自動車が5月20日-22日に開催された「人とくるまのテクノロジー展」において、「SiCパワー半導体」を実装した試験車による公道実験結果を発表しました。

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公道での実検は今年2月から1年間に渡って愛知県豊田市内で継続されており、テストコースでの実検時と同様、現段階で従来比+5%の燃費改善を確認したそうで、更なる制御の最適化により目標とする+10%の燃費改善を達成できる見込みと言います。

同社は昨年の「人とくるまのテクノロジー展」でHV等のモーター駆動力を制御するPCU(パワーコントロールユニット)に使用することで燃費が向上する「SiCパワー半導体」を発表。

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PCUは走行時にバッテリーの電力をモーターに供給することで車速を制御すると共に、減速時には回生した電力をバッテリーに充電するなど、HVなどの電力利用において重要な役割を担っています。 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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