スズキ・スペーシアに自動ブレーキとマイルドハイブリッドを搭載

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全車に標準装備となる『S-エネチャージ』は、すでにワゴンRやハスラーなどに搭載されている技術で、インテグレーテッドスタータージェネレーター(ISG)により回生したエネルギーをモーターアシストすることで走行時のエンジン負担を減らし、燃費を改善するというものです。

スペーシアに搭載される『S-エネチャージ』は改良版で、モーターアシスト時間を、従来の最長6秒間から最長30秒間まで拡大。モーターアシストする速度域も「15km/h~85km/h」から「発進後~約85km/h」に拡大しています。

なお、2015年8月頃には、ターボエンジンに『S-エネチャージ』を組み合わせたモデルを発売予定ということです。

NAエンジンにCVTを組み合わせ、駆動方式はFFと4WDを用意するスペーシアとスペーシア・カスタム。メーカー希望小売価格は、スペーシアが127万4400円~150万3360円、スペーシア・カスタムは152万8200円~176万2560円となっています。 

●スペーシアX(FF) 主要スペック
車両型式:DAA-MK42S
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1735mm
ホイールベース:2425mm
車両重量:850kg
乗車定員:4名
エンジン型式:R06A
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量:658cc
最高出力:38kW(52PS)/6500rpm
最大トルク:63Nm(6.4kg-m)/4000rpm
モーター型式:WA04A
モーター形式:直流同期電動機
最高出力:1.6kW(2.2PS)/1000rpm
最大トルク:40Nm(4.1kg-m)/100rpm
駆動バッテリー:リチウムイオン電池
変速装置:CVT
燃料消費率:32.0km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:155/65R14

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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