シャトル ハイブリッドのメーカー希望小売価格は、ベーシックグレードで199万円。フィールダーの最廉価グレードが219万5345円となっていますから、シャトルの買いやすさが際立ちます。
中間グレードで比べると、シャトルハイブリッドXの219万円に対して、フィールダーハイブリッドGは229万8437円となります。
この中間グレードの装備差で気になるのは先進安全技術。フィールダーには「トヨタセーフティセンスC」と名付けられたレーザーレーダーと単眼カメラを用いたプリクラッシュセーフティシステムが装備されています。いわゆる衝突被害軽減ブレーキだけでなく、車線逸脱警報や自動ハイビームも実現しています。
その点、シャトルはレーザーレーダーだけを使う「あんしんパッケージ」で衝突被害軽減ブレーキも低速域対応のシステムに留まってるのは残念なところ。
とはいえ、シャトルハイブリッドXにはLEDヘッドライトが標準装備されていますが、フィールダーハイブリッドGはプロジェクター式ハロゲンヘッドライトというのは見逃せないポイントでしょう。
また、シャトルの中間グレードから上にはクルーズコントロールが標準装備されていたり、シャトル ハイブリッド全車がスマートキーを採用している(フィールダーはカギを差し込むワイヤレスタイプ)のも大きな違いです。
足元は、いずれも15インチスチールホイール+ホイールキャップと同等の装備内容となっています。
こうして主に中間グレードで比べると、価格に対するパフォーマンスや全体的な装備の充実度ではシャトル優勢といえそうです。
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(写真:小林和久/山本晋也 文:山本晋也)