アルトターボRSにMTがない理由が判明。なぜなら……

軽さサイコー‼

運転していると、思わずそう叫びたくなってしまうのがアルトのホットバージョン「ターボRS」。車体重量はなんと670kg(FFモデル)と超軽量級。そこに64psのターボエンジンを積んでいるんだから、走りが楽しくないわけがありません。

軽量ボディに元気なエンジンの組み合わせは、ホットハッチの定番メニュー。エコだの環境だのが声高に叫ばれるこの時代に、こんなモデルを発売してくれたスズキさんありがとう!

よく、「車体の軽いは七難隠す」っていうじゃないですか。「軽さは加速にもコーナリングにも、そして減速にも効くんだよ」って。センター試験に出題されそうなくらい大切だからしっかり伝えておきますが、このアルトターボRSは本格軽スポーツの某S660より160キロも軽いんですからね。

DSC_1656

しかも、価格はなんと129万3840円‼  「安くて楽しい新車がない!」なんてお嘆きのクルマ好きに、ぜひ買って欲しい1台です。

しかし、このアルトターボRSに関してひとつだけ納得できないことがあるんですワタクシ。この際だから、仕事部屋の真ん中で叫んじゃっていいですか?

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる