4.飛び方によってペナルティ(タイム加算)を受ける。
Red Bull Air Raceでは、安全とフェアな競争に配慮したルールが設けられ、飛行中に違反するとペナルティとして失格やタイム加算を受けます。
たとえば、スタートゲートへの進入速度は
200.99ノット以下で進入した場合…正常スタート
201〜201.99ノット(時速372〜374km/h)で進入した場合…1秒加算
202ノット(時速374km)以上で進入した場合…失格
そのほかにも、次のようなルールがあります。
飛行中にスモークが焚かれていない場合(理由の如何を問わず)…1秒加算
ゲート通過時、規定高度より高く通過した場合…2秒加算
(注:ゲートとは2本のパイロンの間を通過する関門)
ゲート通過時の水平姿勢不良(水平線に対する傾きが10度以上の場合)…2秒加算
ナイフエッジの角度が不正だった場合…2秒加算
パイロンへの接触…2秒加算
危険な姿勢での飛行…失格
規定高度より低い飛行…失格
観客上空に進入した場合…失格
重力加速度が10Gを超える負荷がかかった場合…失格
2秒ペナルティが著しく多い場合(パイロンへの接触が3回以上になる等)…失格
ペナルティの判定はすぐに行われ、通常は競技中、遅くともゴール後まもなく発表されます。観客は待たされる事なく結果を知る事ができます。
photo:Predrag Vuckovic/Andreas Langreiter / Red Bull Content Pool
tese:川崎BASE