ホンダ新型NSX画像ギャラリー ─ マルチマテリアルボディとハイブリッドシステム

NSX_Total_Airflow_Management__Powertrain___Heat_Exchangers

フロントを左右独立ツインモーターで駆動するハイブリッドAWDスーパースポーツというNSX。かなりパワフルに仕上がっていることが期待されますが、当然ながらパワーが増えるほど冷却への負担は大きくなります。

フロントに見える3つのラジエターはいずれもV6ターボエンジンを冷やすもので、中央の大きなラジエターは25度傾けているといのがポイント。

そのエンジン用ラジエターの前にはフロントを駆動するツインモーターユニットの冷却系(右側)や、ハイブリッドシステムの核となるパワードライブユニット用ラジエター(中央)も置かれているということです。

ターボチャージャーによって過給された吸気を冷やすインタークーラーは、左右バンクそれぞれ独立して配置しているのが確認できます。

そして、エンジン後方に置かれる9速DCTの冷却用として2つのラジエターを設置。ひとつはフロントのエンジン用サブラジエター(左)の前方。もうひとつは、エンジンルーム内に置かれているということです。

こうした各種ラジエターとコンデンサーを合わせた10個の冷却系が示す画像も公開されています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる