レクサス・NXなどと競合するディスカバリー・スポーツの走りは?

雪上ドライブやオフロード走行も容易にこなすのはもちろんですが、都市に住み、オフタイムに天候や場所を気にせずアクティブに出かける層がメインユーザーと想定すると、オンロードでの走りが気になります。

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フロントがマクファーソンストラット、リヤがインテグラル・インクというサスペンション形式はレンジローバー・イヴォークと変わりませんが、たっぷりとしたストロークを感じさせる乗り味はイヴォークよりも懐が深く、良好な路面なら当然ながら滑らかに滑走していきます。

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フロントサスペンションには、油圧式リバウンドストップ機構が用意されている標準の足まわりは、路面によってはやや左右に揺すられるシーンもあるものの、上屋が大きくて高いSUVとしては十分に抑えられていて、レクサス NXやBMW X3、ボルボ XC60などよりも当たりの柔らかさを感じさせます。

それでも「スポーツ」が車名につくだけに、コーナリングも決して不得意ではなく、それどころかオンザレール感覚が味わえるハンドリングも魅力。

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「トルクベクタリング・バイ・ブレーキング」の威力は間違いないですが、介入ぶりはほとんど感じられませんから、ワインディングでも高速道路でも気持ちのいい走りが満喫できるはず。

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パワーフィールもなかなか良好で、2.0Lの直列4気筒ターボは、気持ちのいい吹け上がりを披露。

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ZF製9ATのスムーズな変速もパワーフィールの良さに大きく貢献している印象で、無用なショックはほとんど感じられませんし、パドルシフトでMT感覚のシフトチェンジをすれば、スポーティでメリハリのある変速も楽しめます。

さらに、今回は残念ながら試乗車がありませんでしたが「アダプティブ・ダイナミクス(マグネライド可変ダンパー)」装着車が、さらにフラットライドを味わうにはベターなのは間違いでしょう。

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(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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