エアコンがない部屋も暑かったけど、鈴鹿はもっと暑そうだった。ジリジリくる日差しのなかで若者が半裸で観戦しているのがテレビに映っていた。8時間だからね。ずっと集中して見ることなんかできやしない。飲み食いしたり昼寝したりしながら観戦するんだろう。それこそが’80年代のオレたちがあこがれた”若者の夏”だったんだ。
今では、ブームのころの観客動員数はないのかもしれない。でも、”あの場所”はいまでも変わらずに暑いんだろう。鈴鹿の夏ってのは暑いからね。今年もまた「鈴鹿8耐」がやってくる。きっちりした記者会見を見ながらでも、鈴鹿8耐といえば頭に浮かぶのはとにかく”熱気”だ。
今年は7月23日(木)〜26日(日)。「”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」は、木曜日が特別スポーツ走行、金曜日が公式練習と公式予選、土曜日が公式予選や前夜祭、そして日曜日が決勝だ。そうそう、土曜日には併催として「鈴鹿4時間耐久ロードレース」ってのもあるんだぜ。漫画「バリバリ伝説」を読んだことがあれば知ってるよな。