鈴鹿がフツウのサーキットとはかなり違って楽しめる5つの理由とは?

世界最高峰のモータースポーツであるF1や、2輪の日本最大のレース祭典となる8耐などで知られる通称「スズカ」の鈴鹿サーキットですが、サーキットとして有名なのはもちろんですが、それだけじゃないレジャー施設として実は相当なポテンシャルを持っているんです。

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というのも、ときどき電車で白子駅からタクシーで「鈴鹿サーキットへ」とお願いすると、季節や日付によるかも知れませんが、サーキットでなく遊園地に行くのが多いようなんですね。

つまり、地元としては単なるレース場というより遊園地、つまりレジャーランドとしての需要が非常に高いと認識されているわけで、それだけ行く人も多い場所といえるようです。つまり、クルマに興味があるお父さんだけでなく、ママも子供も楽しめるようになっているんです。

◆遊園地が併設されている

その鈴鹿サーキット遊園地「モートピア」は、「運転することができる」を基本にした乗り物をたくさん揃えた乗り物のテーマパークのようなイメージ。ホンダの直系だけあって、その乗り物や施設はほとんどが自社内製だそうで、例えば3才から乗れる「キッズバイク」は、小さな可愛らしい電動バイクはもちろん、転んでも怪我しないように配慮された柔らかいプニュプニュのコースなどもオリジナルに作ったものだそうです。

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そんなモートピアは、毎年のように新アトラクションを追加していってるのも特徴です。

そして、今年の最新作が「アドベンチャーヴィレッジ」にできた「アドベンチャードライブ」。コースター型の乗り物ですが、そこはモートピアらしく、ただ乗ってるだけではありません。人の声に反応して加速する「操作」が必要になります。しかもその掛け声「パワー!」と叫ぶんですが、その大きさによってかつてのバモスホンダに見える乗り物の加速力も変わってくるというから大声を出したくなりますね。

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と、ここまででは「サーキットと遊園地が一緒に楽しめるんだね」と思うかも知れませんがそれだけじゃないのが鈴鹿サーキットなんです。 

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◆場内にホテルを完備

今回見せていただいたのは、ファミリータイプのお部屋。表彰台型のクッションや、スパナのような枕もイチイチ気分を盛り上げてくれます。カップもオリジナルです。関心したのはすべてのコンセントにカバーがしてあるところ。安全への配慮がどれくらいかわかるってもの。その他、棟ごとにそれぞれ特徴ある部屋のタイプが用意されています。 

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◆ホテルのレストランが本格派

サーキットのレストランってなかなかちゃんとしたところは少ないですが、鈴鹿サーキットのホテル内レストランは、高級ホテルとなんら変わらないレベルの食事もいただけます。バイキングレストランでもかなり凝った地元のメニューが登場します。

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◆オートキャンプ場も併設

せっかくだったら自然と触れ合えるキャンプはいかがでしょう? 自分でテントを持ち込んでも、常設テントに泊まってもOKです。ホントに手ぶらでもキャンプができます。食、住の手間を自分たちでやると、家族や友人、カップルの絆が深まること間違いなしです。 

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◆温泉も楽しめる

日本人に生まれて良かった理由のひとつに温泉を楽しむ文化を挙げる人も少なくないんじゃないですか? 鈴鹿サーキットには天然温泉が完備されています。露天風呂もサウナもある温泉で、レジャーの疲れを癒せば翌日ももっともっと楽しめるハズです。

いよいよ春休みも近付いてきました。これからレジャーシーズンに入ります。サーキットはレースを観に行くだけの場所、と思っているアナタ。春休みのホテル予約はすぐ満室になってしまいますよ。 家族サービスに、ドライブデートに、鈴鹿サーキットをぜひ検討してみてください。

http://www.suzukacircuit.jp/

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(小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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