【ギョーカイ先走り06】躍進のマツダ、ディーゼルの次はガソリンターボ

今、日本のメーカーの中で、最も勢いがあるのは、おそらくマツダでしょう。スカイアクティブという新世代技術群の投入も一段落した一方で、既存のラインナップについてもしっかりとブラッシュアップさせています。ソウルレッドというこだわりのカラーをはじめとしたイメージだけでなく、しっかりとクルマの中身が価値のあるものに仕上がっています。それが今のマツダの成果につながっているのは間違いありません。

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そのマツダですが、躍進の主役となっているのはディーゼルでしょう。販売割合が80%近いCX-5をはじめ、アクセラ、アテンザ、そしてデミオと、いずれも高い比率でディーゼルが販売されています。最新のCX-3にはガソリンエンジンの設定がないので、100%ディーゼルということになります。
ディーゼルエンジンが生み出す大きなトルクは、ロングドライブに最適で、山坂が多い日本の地形にもピッタリとマッチします。余裕のある加速力は、ドライビングにも余裕を与えてくれます。
しかし、だからといってガソリンエンジンがいつもディーゼルエンジンの影に隠れていていいのでしょうか?? やはりガソリンエンジンならではのクイックで刺激的なパワーは、スポーティなクルマには不可欠でしょう。なにしろロードスターにはディーゼルエンジンが搭載されないわけですから。