メルセデス・ベンツ Cクラス
高級車と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが「メルセデス・ベンツ」ではないでしょうか?
“最善か無か”をポリシーとし、販売するモデルはジャンルを問わず、常にライバルより抜きん出た性能と品質を披露してくれるブランド。
なかでも注目は、2014年7月に登場した新型「Cクラス」です。
最大の見所は“クラスを越えた質感の高さ”で、同社の最上級モデルである「Sクラス」を彷彿とさせる内外装で他車を圧倒。安全装備も「Sクラス」で培ったノウハウが盛り込まれています。
また、新型はアジリティ(俊敏性)も磨き抜かれています。その一端を担ったのがボディの軽量化で、約50%に軽量なアルミニウムを使い、随所に高張力鋼板を組み合わせることで、剛性アップと先代モデルから約70kgの減量に成功しているのです。
さらにこのクラスで初めて“エアサスペンション”を採用したのもトピック。路面の凹凸をいなしつつ、コーナーではしっかりと踏ん張ってくれます。軽量ボディと相まって、軽快ではあるが芯のある走りを楽しませてくれます。
BMW・3シリーズ
「メルセデス・ベンツ」と並んで、プレミアムブランドとして高い人気を集めているのが“ビーエム”の愛称でお馴染みの「BMW」です。“駆け抜ける歓び”を掲げ、走りの楽しさに関してのこだわりはひと際強いブランドとして有名。
とくに「3シリーズ」は、クルマのバランスの良さに定評のあるモデル。
大人5人と荷物がのれるスペースをしっかり確保する一方で、ボディの前後重量配分を50:50とし走行時の安定感を高めるほか、前輪と後輪を操舵と駆動とで分担する後輪駆動(FR)を採用することで加速とコーナリングも優れています。
しかも、他車が見逃してしまうようなわずかなアクセルやステアリングの操作ですら忠実にクルマの挙動へ反映させることから、とくに走りが好きなドライバーからの支持はアツイです。
アウディ・A4
「メルセデス・ベンツ」と「BMW」というプレミアムブランドの双璧を相手に、近年、第三勢力として注目を集めている「アウディ」。そんなアウディのラインナップの中でも、日本での販売の中心を担うのがオーソドックスなセダンである「A4」です。
“シングルフレームグリル”と呼ばれる大開口のフロントグリルと鋭い目ヂカラを放つLEDヘッドライトを組み合わせた顔は、目に見える迫力に加えて知的さと上品さを見る者に感じさせます。
インテリアも高級車に多用されるウッドではなく、メタルで加飾を施すことでスポーティかつ先進性を強調しています。
メカニズムについても、パワーとエコを両立するために小排気量エンジンとターボを組み合わせるほか、パワーを効率良く伝達できるデュアルクラッチトランスミッションを他社に先駆けて採用。
常に一歩先を行くスタイリッシュなデザインと先進的な機能から、とくに若者から着実に人気を獲得しています。