2014年度軽自動車No.1はダイハツ・タント、前年度比119%の大躍進

全軽自協(一般社団法人・全国軽自動車協会連合会)から、2014年度(2014年4月~2015年3月)の通称名別軽自動車セールスランキング速報が発表されています。

2015年に入ってからホンダN-BOXが好調の軽自動車市場ですが、2014年度のトップとなったのはダイハツのスーパーハイトモデル「タント」でした。

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●2014年年度 軽四輪車通称名販売ランキング(前年度比)

1位 ダイハツ タント 214,865台(119.0%)
2位 ホンダ N-BOX 188,922台(83.6%)
3位 日産 デイズ 167,489台(119.8%)
4位 スズキ ワゴンR 156,429台(86.9%)
5位 ダイハツ ムーヴ 135,536台(70.0%)
6位 ホンダ N-WGN 125,342台(172.8%)
7位 ダイハツ ミラ 123,008台(75.0%)
8位 スズキ アルト 117,031台(107.2%)
9位 スズキ ハスラー 114,344台(609.6%)
10位 スズキ スペーシア 108,528台(78.4%)

消費税増税の影響で、軽自動車に限らず市場の冷え込みが指摘されますが、前年度との比較を見てもわかるように、 大きく伸びている車種も少なくありません。

2015年度は軽自動車税が増税となりますが、そうした逆風を吹き払うような魅力的なモデルの登場が望まれます。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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