今回、日欧戦略車を謳うトヨタ・オーリスがマイナーチェンジを受けて、1.2L直噴ターボエンジンを搭載したことは、真の意味でオーリスが欧州基準になったといえるでしょう。
トヨタ初の1.2L直噴ターボエンジン(8NR-FTS)は、1,500~4,000rpmという幅広い回転域で最大トルクを発生させるほか、ターボエンジンの特性を引き出す新制御が採用された「Super CVT-i」との組み合わせなどにより、アクセル操作に対する瞬時のレスポンスや滑らかで爽快な走りを実現したそうです。
さらに、シリンダーヘッドと一体化されたたエキゾーストマニホールド、可変角を拡大した「VVT-iW(吸気側)」、ターボ向けの燃料噴射システム「D-4T」の採用などにより高熱効率が追求され、当然ながらアイドリングストップも搭載。
注目のJC08モード燃費は19.4km/Lで、「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象になっています。