スバルの日本専用車WRX S4は「動的質感」を象徴する力作

あらためて試乗の機会を得たWRX S4は、スポーツセダンWRXシリーズの2ペダルモデル。エンジンは300馬力の2.0リッター水平対向4気筒直噴ターボ、駆動系はチェーン式CVT「リニアトロニック」に可変トルク配分型フルタイム四駆「VTD-AWD」を組み合わせたものとなっています。 

なお、試乗した車両は2.0GT-S EyeSight。ビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)を与えられた上級グレードとなります。 

subaruWRX_S4_005

●スバルWRX S4 2.0GT-S EyeSight 主要スペック
車両型式:DBA-VAG
全長:4595mm
全幅:1795mm
全高:1475mm
ホイールベース:2650mm
車両重量:1540kg
乗車定員:5名
エンジン型式:FA20
エンジン形式:水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
ボア×ストローク:86.0×86.0
総排気量:1998cc
最高出力:221kW(300ps)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.3kg-m)/2000-4800rpm
トランスミッション:リニアトロニック(チェーン式CVT)
駆動方式:フルタイムAWD
燃料消費率:13.2km/L(JC08モード)
タイヤサイズ:225/45R18
ホイールサイズ:7.5J-18 55mm
メーカー希望小売価格:3,564,000円(消費税8%込)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる