BMW X5にハイパワーでエコなプラグインハイブリッド仕様が登場

前置きが長くなりましたが、BMW X5のプラグインハイブリッド「BMW X5 xDrive40e」は、245psを誇る2.0Lの直列4気筒ツインスクロールターボを搭載。

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250Nmの同期電気モーターを8速ステップトロニック・トランスミッションに一体化し、システム出力は230 kW(313ps)に到達します。

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気になる燃費は、3.4〜3.3L/100 kmで、複合電力消費量は15.4〜15.3 kWh/100 km 。 C02排出量は78〜77 g/km (プラグインハイブリッド車用EU テストサイクルでの数値、タイヤのサイズより異なる)で、SUVとしては二酸化炭素排出量もかなり低減されています。

BMWのプラグインハイブリッドですから単なるエコカーではなく、0-100km/h加速は6.8秒、最高速は210km/hと大型SUVとしては必要十分以上のスペックを実現。EV走行はEUテストサイクル値で最大31km、EV走行時の最高速は120km/hになっています。

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9.0kWhの高電圧バッテリーは、欧州の一般的な家庭用電源でフル充電までは約3時間50分、「BMW i ウォールボックス・ピュア」を使うと、3.5 kW(16 A/230 V)の出力により、空になったバッテリーを2時間45 分以内でフル充電することが可能。

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ほかにもエネルギー消費量を抑えたルートを検索できるナビ機能や市街地をモーター走行のみで走破できるようにブレーキ回生を増やしたり、高速走行時のエンジン負荷を適度に増やしたりするなど、パワートレーンコントロールも実現しているのも見どころ。

純ガソリン仕様のX5やX6と同じラインで生産されるという、BMW X5 xDrive40e。日本でのデリバリーは公表されていませんが、欧州では今秋からの導入が予定されています。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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