「Harmonised Force(調和した力)」をコンセプトに掲げた「iK-2」は、デザイン、実用性、快適性、操縦性、走り、燃費というコンパクトカーに欠かせない要素を高次元で融合させることで、その価値を極限まで高めた、同社が考える理想のコンパクトカーという意欲作で、2016年初頭には「iK-2」をベースとした量産モデルを欧州市場に投入する予定としています。
スズキのコンパクトカーといえば、スイフトや日本では販売が終了しているスプラッシュなどがありますが、タイミング的にも次期スイフトと考えてもいいかもしれません。
同コンセプトカーのサイズは、全長4023×全幅1920×全高1450mmで、次期スイフトと考えると全幅は現実離れしていますが、こちらは大型フェンダーや大径タイヤなどで「盛られた」コンセプトカーならではのサイズ。
プラットフォームは次世代にスイッチし、軽量化を達成。エンジンは1.0L直噴ターボエンジンの「BOOSTERJET(ブースタージェット)」を採用し、低燃費とパワフルな走りを実現しているとのこと。
スズキは新型アルトでプラットフォームを次世代に移行し、コンパクトカーのそれも次世代に移行ということは、直噴ターボ、マイルドハイブリッドなどにより存在感を増しそうです。
(塚田勝弘)