政府が昨年6月に策定した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」では、2015年度内に4大都市を中心に100箇所程度の水素供給ステーション整備を謳っていますが、現時点で開業している商用水素ステーションは全国で7箇所に留まっています。
その一方で昨年12月にトヨタ自動車がFCV「MIRAI」を発売、ホンダも今年度内の発売を目指しており、水素ステーション拡充の必要性が高まっています。
そうした中で課題になっているのが水素ステーション設置に伴う場所の確保と設置費用で、政府が水素関連の規制緩和を進めているものの、都市部では安全面を考慮した広めの土地確保が難しいのが実情と言います。