三菱自動車では、PHEVと日産と協業される軽自動車ベースのEVに経営資源を投下し、エコカー分野での生き残りを図る構えです。
「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」で提案される新たなPHEVシステムは、都市型クロスオーバーに最適な小型、軽量、高効率なFFタイプとして位置付けられていて、プラグインハイブリッドでトップレベルとなる二酸化炭素排出量を40g/km以下に抑えるとともに、レスポンスよく滑らかで力強い走りを実現。
ほかにも、昨年11月にタイで発売された新型ピックアップトラック「トライトン」の欧州仕様も披露されます。
働くクルマとしての機能性や信頼性を向上しつつ、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発。
2.4L MIVECディーゼルターボエンジンは欧州規制に合わせて仕様の最適化が図られ、クラストップレベルの低CO2排出量169g/㎞を実現しながら、力強く扱いやすい出力特性を得ているそうです。
また、4つの走行モードを備え、あらゆる路面で最適な走りを提供するというパジェロ譲りの「スーパーセレクト4WD-II」を搭載し、優れた走破性も実現。
新型ピックアップトラック「トライトン」、「L200」は順次グローバル展開されていて、最終的には約150か国での販売が計画されています。
■三菱自動車が3月のジュネーブモーターショーでPHEVのコンパクトSUVを世界初披露
https://clicccar.com/2015/01/28/290664/
(塚田勝弘)