マイナーチェンジの日産フーガに、さっそく乗ってみた。

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ドライブトレインは2.5リッターと3.7リッターのV6ガソリン、3.5リッター+モーターのハイブリッド。特にハイブリッドはシステム出力364馬力でとてつもない、いやむしろ怒涛の加速を見せてくれます。これでJC08燃費がリッターあたり17.8kmで、なおかつエコカー減税100%対象車なのですから驚きを隠せません。

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内装はほぼ変更無しといったところでしょうか。銀粉木目のパネルはサンバーストのグラデーションで飾られています。助手席には電動オットマンを装備。その助手席は、運転席側についているスイッチ類でドライバーが操作できるようになっています。

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リアシートは足元も広く、前席よりもヒップポイントが高めに設定されているので乗り心地も見晴らしも悪くはありません。しかし後席から操作できるものはエアコンの噴出し口くらい。そこへいくと前席は先ほどの助手席オットマンや肩口のBOSE製サラウンドシステムのスピーカーが配置されるなど、完全に前席重視。運転席と助手席は悦楽至極。

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フーガともなるとビジネスユースも考えられますのでIT機器の接続は重要です。カーナビにはBluetoothは標準で、コンソールには12Vのシガーライター型電源とUSBポート。リアのアームレストには100Vコンセントも装備されます。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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