マイナーチェンジの日産フーガに、さっそく乗ってみた。

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ビッグマイナーチェンジとなったフーガは安全装備も進化しました。レーダー技術で周囲に接近する障害物を検知し、前方向のみではなく後方にも対応したハイテクな自動ブレーキを備えます。またマイナーチェンジ直前モデルにあったディスタンスコントロールアシストのインテリジェントペダルなども装備されています。同価格帯の国産高級車には、まともに使える自動ブレーキは無いことからフーガのアドヴァンテージはかなり大きいと考えられます。

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ビッグマイナーチェンジを行った日産フーガの立ち位置はどういったところなのでしょう。自動車評論家でお馴染みの国沢光宏さんにお話をうかがいました。

「いま可処分所得の高い方々にとって、国産高級車に納得できる安全装備のあるものは皆無。全車速で追従できるレーダーと自動ブレーキを搭載した国産高級車はフーガなど日産しか出していない。立場上、輸入車を所有できないという方々も非常に多い。そういった層の方々には新しいフーガは大いに選択肢となるのです」

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いまや燃費以上に重要となった安全装備を積極的に取り入れてきた新型フーガ。推しは安全装備も快適装備もフル装備なハイブリッドVIPではないでしょうか。

(松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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