『ポテンザRE71R』筑波ラップタイムが1秒以上縮まった!

ポテンザRE71Rのインプレッション「伝説のRE71復活! 『ポテンザRE71R』は新たな歴史を刻むか?」(https://clicccar.com/2015/01/08/285836/)からの続きです。

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その特徴を一言でいえば、グリップが高くて走りやすいタイヤといえる。どんなふうにグリップがいいのかというと、コーナーで横方向…つまり曲がるためのグリップ力がしっかり使えるのだ。

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一般的にタイヤのグリップ力は加速や減速方向に強くグリップ力を使っていると曲がるためのグリップ力が少なくなってしまう。だからカーブの手前でしっかりブレーキをかけて減速しブレーキを緩めながらハンドルを切り込んでゆく、というのがコーナリング進入時のセオリー。

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コーナー立ち上がりも同様で、カーブの頂点ではブレーキペダルもアクセルペダルも踏んでいない状態で旋回し、カーブの出口に向けて切り込んだハンドルを戻しながら、徐々にアクセルを開けていく。

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また強くブレーキをかけているのにハンドルを切ると曲がりにくくなってまうし、またかハンドルをたくさん切り込んだ状態なのにアクセルを強く踏むと駆動輪が外に滑ってしまう(しまいやすくなる)のはそのためだ。