新型マツダ・ロードスターのエクステリア・デザインへのこだわりとは?

ロードスターもいやロードスターだからこそ、そこには並々ならぬこだわりが込められているのは容易に想像できます。

MAZDA_ROADSTER_06

新型ロードスターのデザインの根幹は、「乗る人が際立つ美しいプロポーション」だそうで、人がボディの真ん中に座っているように感じられるように、キャビンをやや後方に置いているのが印象的。

MAZDA_ROADSTER_04

スポーツカーらしく、車両の低重心設計によるヒップポイントの低下など、さまざまな要素をデザイナーとパッケージングの担当者が一体となって検証し、オープン状態での美しさだけでなく、ドライバーの姿が際立つような美しいプロポーションが追求されています。

最近のマツダ・デザインはデミオもCX-3もそうですが、コンパクトなボディでも曲面が豊かに感じられる点で、小さいサイズでも見る角度によって表情がじつによく変わる点だと思います。

新型ロードスターでは、「クルマの動きとともにリフレクションの変化が美しく変化していくボディの曲面は、マツダが世界に誇るクレイモデラーの匠の技が可能にした造形」と胸を張りますが、クレイモデラーはもちろん、金型製作や生産サイドの協力、技術力の高さも見逃せません。

MAZDA_ROADSTER_03 MAZDA_ROADSTER_02

サイドビューでは、ヘッドランプからフロントフェンダーの頂点を経由して、リヤタイヤの前で一度収束し、そこからリヤフェンダーの頂点に跳ね上がって後方へ抜けていくという、緩急を感じさせる動きが躍動感を生んでいます。

■マツダ「新型ロードスター」発売は2015年6月以降を予定、先行予約検討も【東京オートサロン2015】
https://clicccar.com/2015/01/09/286025/

■マツダ新型「ロードスター」画像ギャラリー ─ 目標重量1トン、1.5リッターで131馬力
https://clicccar.com/2015/02/02/291393/

■新型マツダCX-3、マツダ・ロードスターを東京オートサロンで初公開!
https://clicccar.com/2014/12/22/282998/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる