「TFCS」は、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合させ、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」向けに開発したシステム。
今回の燃料電池バスには、出力を高めるためにFCスタック、モーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクが8本搭載されています。
この燃料電池バスは単なるテスト車両ではなく、豊田市内を走る路線バス「とよたおいでんバス(名鉄バス 豊田営業所)」の営業運行向けに提供されるもので、1月9日からすでに運行を開始。3月31日までの月曜日と点検日などをのぞいて、豊田市と三河豊田駅前まで1日3往復しています。
トヨタと日野は、FCバスの実用化に向け、公共交通である路線バスの営業運行による実証試験を通じて、FCバスの実用性や有用性を検証し、ノウハウを蓄積していくそうで、燃料となる水素の充填は、とよたエコフルタウン水素ステーションを使用するそうです。
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(塚田勝弘)