一方、米GMは先頃3,000万台を超える規模の巨大リコールを出すなど逆風の中、前年比+2.0%増となる992.5万台を販売。
米・中での新車販売が好調で、特に中国ではシボレー、キャデラック、ビュイックの各ブランドを軸に354万台(前年比+12%)を販売、シェア14.8%(同+0.6P)を確保したとしています。
以上のように2014年の世界新車販売は首位がトヨタ、2位がVW、3位が約22万台差でGMの順に落ち着きそうな状況。
しかしながらトヨタを追い上げるVWの勢いは依然強く、トヨタは工場の新設を2016年まで凍結するなど企業基盤強化を重視、販売台数に関しては静観する姿勢を維持しているだけに、2015年はVWが世界販売で首位に立つ可能性も有りそうです。
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