米国のピックアップ人気復活でトヨタが「タコマ」を刷新!

米市場の好調を受けて米国トヨタは2015年の販売計画を昨年比で+3%増となる244万台に設定。達成すれば2006年の254万台、2007年の262万台に続く3回目の240万台超えとなります。

TOYOTA_TACOMA_2016

米国ではガソリン価格の大幅な値下がりと共に燃費を重視するモデルよりもシボレーやダッジなどのピックアップトラックの販売が前年比で約13%以上増えるなど、顕著な傾向を示しています。

こうした状況からトヨタは中型ピックアップの「タコマ」を11年ぶりに刷新、秋頃に投入を予定している模様。

 

同社は1月12日~25日の会期でスタートした北米国際自動車ショー(デトロイトオートショー)で新型「タコマ」をワールドプレミア。

米国市場における新車需要を取り込む構えを見せています。

■TOYOTA TACOMA 2016モデル
http://www.toyota.com/upcoming-vehicles/tacoma

■北米国際自動車ショー Webサイト
http://www.naias.com/

〔関連記事〕

トヨタ、史上初の暦年世界販売1,000万台超を達成!?
https://clicccar.com/2015/01/01/284634/

1-10月期の米国新車販売、トヨタ・ホンダが絶好調!
https://clicccar.com/2014/11/27/279604/

世界販売台数でVWが猛追、1-9月はトヨタが首位堅持!
https://clicccar.com/2014/10/30/275529/

VWが世界販売を加速の中、トヨタは静観し企業基盤強化へ
https://clicccar.com/2014/10/15/272419/

トヨタの世界生産が前年比2.3%増、国内販売も2.7%増!
https://clicccar.com/2014/10/05/271810/

 (Avanti Yasunori) 

【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/01/17/289297/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる