フィアットクライスラージャパンが社名を「FCAジャパン」に社名を変更

なお、2014年1月21日、伊フィアットS.p.A.は米クライス ラーグループLLCの全株式の取得を完了し、クライスラーグループはフィアットの完全子会社になっています。

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さらに、2014年1月29日「Fiat Chrysler Automobiles(FCA)」を設立。2014年10月12日には、「FCA」はフィアットクライスラーグループの持ち株会社となり、翌日13日にはニューヨーク証券取引所への上場を果たしています。

そして、「FCAジャパン株式会社」への社名変更に伴い、2015年1月1日午前0時にコーポレートサイトをリニューアルされています。

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なお、今回の社名変更に伴い、FCAジャパンの正規販売チャネルの「フィアット/アルファロメオ」、「アバルト」、および「クライスラー/ジープ」3チャネルの車両/部品の販売およびアフターセールス・サービスは、従来から変更なく継続されます。

最近になりようやくプラットフォームの共有化の高効率化など、統合効果が出てきた感のあるフィアットクライスラー。

FCV(FCVジャパン)と、日本での呼び名も本国と統一されたことで以前よりも分かりやすくなった感じはしますが、イタリアと北米というかなり異なる自動車文化がどれだけ融合し、昇華できるかこれからも注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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