フィアット500に超スポーティーな5速MTモデル『500S』が登場!

2気筒ターボ「ツインエア」エンジンのビート感が魅力を高めているフィアット500。2012年に250台限定で16インチホイールを履いた5速MTグレードが発売されましたが、ついにカタログモデルとして5速MTのグレードが用意されることになりました。

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『フィアット500S』とネーミングされた、このニューモデルは、標準グレードに対して、フロントバンパー/リアバンパー/サイドスカート/リヤルーフスポイラーといったアピアランスチューンを受けたスポーティ仕立て。そのほか外観ではチタニウムグレー仕上げフロントアクセントライン+ドアハンドル+テールゲートハンドルやクローム仕上げエキゾーストパイプフィニッシャーなどが専用装備として与えられています。

またインテリアでは、500S専用デザインのファブリックシートやオーディオコントローラー付スポーツレザーステアリング、シフトノブやメーターパネルも専用品となるなど、スポーティな空間を演出しています。

●主要諸元
右ハンドル
全長:3585mm
全幅:1625mm
全高1515mm
車両重量:1010kg
乗車定員:4名
直列2気筒 8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボエンジン
総排気量:875cc
5速マニュアルトランスミッション
タイヤサイズ:185/55R15
燃料消費率 (JC08モード):26.6km/L
CO2排出量(JC08モード):88g/km

フィアットでは『START & STOP』と呼ぶアイドリングストップ機構や充電制御を行なうスマートオルタネーター、出力を抑える『ECOスイッチ』といった燃費に効くメカニズムも採用されているのは、従来モデルと同様。2ペダルグレードの燃費性能は24.0km/Lですので、500Sは走りが楽しめて、燃費も優れたモデルというわけです。

メーカー希望小売価格は225万円。この価格には、3年間のメンテナンスプログラム「イージーケア」も含まれています。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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