■燃料電池車ならでは走りを追求
新型ミライ開発責任者の田中主査は、プリウスPHVに続き開発を担当。そして「EVは近距離コミューターとして限定的に使うもの。次世代を担う究極のエコカーはFCV。」という基本戦略の元、燃料電池(FC)スタックや超高圧水素タンクの開発における数々の難題を克服してきました。
また開発陣は「FCVだから環境性能は良くて当たり前。乗って楽しいか、欲しいと思って頂けるクルマなのかが大事!」というあるべき姿を共有。そして新型ミライは、モーターの滑らかでトルクフルな加速感や超高圧水素タンクによる長距離ドライブ、更に低重心パッケージによるバランスに優れたハンドリングを備え、燃料電池車らしい走りを具現化したのです。