ジャガー・ランドローバーが開発中のピラー部の可視化技術とカーナビがスゴイ!【動画】

ドライバーの死角はあちこちにありますが、今回公開された「トランスパレント・ピラー」は、ルーフを支えるピラーに視界を遮られることなく、ドライバーに自車の周囲360度の視界を提供する技術の開発研究プロジェクトのひとつ。

車外に取り付けたカメラで撮影したライブ映像を、各ピラーの車内側の表面に埋め込んだスクリーンに映し出すことで、死角となるAピラー、Bピラー、Cピラー部分を可視化するというものです。

「アラウンドビューモニター」による俯瞰映像やトヨタが2015年の新車に採用する「シースルービュー」など、視界をフォローする技術は着実に進化していますが、こちらはかなりユニーク。

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自車周辺の死角にいるクルマはもちろん、歩行者や自転車も見えるようになり、「トランスパレント・ピラー」とヘッドアップディスプレイを組み合わせることで、フロントガラスに道路を通過する人の動きを明るくハイライトして映し出し、ドライバーの注意を喚起します。

また、ドライバーがウインカーを点滅させた際や、追い越し時に後方を確認するため頭を動かした際、クルマが交差点に差し掛かった時などには、左側もしくは右側のピラーを自動的に透明化するという、かつてない個性的な技術になっています。

また、経験者ならすぐに分かると思いますが、道が良く分からない場所で一番楽なのは、知っているクルマの後をついて行くこと。

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先行車はバーチャルですから、信号のタイミングで先に行ってしまうこともありません。

「フォローミー・ゴーストカー・ナビゲーション」は、目的地まで先導してくれる車のバーチャル・イメージを、ドライバーの前方に投影するもので、目下開発中だそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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