塚田勝弘 
2015年モデルに共通する装備では、SRXクロスオーバー・プレミアムに加え、ATSプレミアム、ATS クーペ・プレミアム 、CTSプレミアムに、最新の自動ブレーキで、シート座面の振動で警告するシステム（GM特許の「セーフティ・アラート・シート」）、自動にステアリングを制御する「レーンキープ・アシスト（車線内走行アシスト）」といった最新の安全装備が搭載されています。
さらに、レーダーとカメラで前走車をモニターし、適切な車間距離をキープする「アダプティブ・クルーズ・コントロール（ACC：全車速追従機能）」装備。
CTSプレミアムには、アクティブオンデマンドAWDシステムを搭載し、雨や雪などの天候においても高い安全性を実現しています。
ATSとCTSのプレミアムでは、「CUE（キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス）」が進化し、携帯電話用のワイヤレスチャージング機能が搭載され、インパネ中央の電動開閉パネルを開け、小物入れのトレーにワイヤレス充電機能を持った携帯電話を置くだけで充電が可能。
ATS プレミアムの2.0L直噴ターボエンジンは、可変バルブタイミング付DOHC4バルブを採用し、276psの最高出力を発揮し、トルクは従来の353Nmから400Nmに向上。プレミアムの価格は499万円です。
そして、キャデラックの新しいブランドロゴマーク「キャデラック・クレスト」が初採用されたCTSプレミアムは、「オートマチック・パーキングアシスト」の縦列駐車機能に加えて、並列駐車も可能になっています。価格はラグジュアリーが599万円、プレミアムが699万9000円。
3.0Lの直噴V6エンジンのパワーと経済性、電子制御LSD（リミテッド・スリップ・ディファンシャル）を採用したフルタイムAWDシステムを搭載するSRXクロスオーバーは、上記の自動ブレーキなどを新たに装備し、価格はラグジュアリーが523万円、プレミアムが653万円です。
■キャデラックATSに美しいスタイルが自慢のクーペが新登場！
https://clicccar.com/2014/12/17/282789/
（塚田勝弘）
