今年からアクティブセーフティである「安全補助性能」評価の比重が引き上げられ、新型アウトバックは「アイサイト3」を搭載することで、「乗員・歩行者保護性能」に加えて、「安全補助性能」でも高評価を獲得。
なお、スバルが「EURO NCAP」で最高評価を獲得するのは09年のレガシィ、11年のスバルXV、12年のフォレスターに続いての4回目になります。
「アイサイト」の予防安全性能については、米国で 「IIHS(道路安全保険協会)」の14年安全評価の前面衝突予防性能試験において最高評価「Superior」を獲得。
お膝元の日本でも予防安全性能アセスメントで最高評価の「JNCAP」の「先進安全車プラス(ASV+(AdvancedSafetyVehicle プラス))に選定されるなど、日米欧での第三者機関の評価結果も上々となっています。
ご存知のように「アイサイト」は、ステレオカメラのカラー化や視野角と視認距離を約4割も拡大するなど、「バージョン3」になり着実に進化。
現地点ではステレオカメラのみでも高い評価を得ていますが、今後はレーダーも併用するなどして精度や制御内容を増やすのか、さらには、衝突回避・被害軽減ブレーキの課題のひとつである「真横からの急な飛び出し」などにどう対応していくのかにも注目が集まります。
■アメリカIIHSが「ぶつからないテスト」結果を公開【動画】
https://clicccar.com/2014/06/11/258064/
■スバル・レガシィとアウトバックが北米で安全性の最高評価を獲得【動画】
https://clicccar.com/2014/08/25/265173/
(塚田勝弘)