日本での調査ではないそうですが、「50:50」の前後重量配分や「後輪駆動」といったキーワードでBMWを選んでいる人は意外にも小数派のようで、「メルセデスやアウディよりはスポーティかな」くらいの認識で乗っている人が多いのでしょうか。
考えてみれば、SAVの「X」シリーズの4WDも、直列6気筒以外のエンジン、たとえば3シリーズで半数以上、Xシリーズで多数派を占めるディーゼルもBMWの看板モデル(技術)のひとつになっています。
まずここでは、2シリーズ「アクティブ ツアラー」のボディサイズやパワートレーンなどの概要をチェック。
全長4350×全幅1800×全高1550mm、ホイールベースは2670mmで、日本向けは機械式立体駐車場に入るように配慮されています。
なお、MINI5ドアは全長4000×全幅1725×全高1445mm、ホイールベースは2565mmで、MINI5ドアの方がひと回り小さめ。
「アクティブ ツアラー」のエンジンは、1.5Lの直列3気筒DOHC、2.0Lの直列4気筒DOHCで、主力は前者で、後者は「225i xDRIVEアクティブ ツアラー M Sport」という4WDモデルのみに搭載。トランスミッションは3気筒が6速ATで、4気筒が8速スポーツAT。