6代目へとフルモデルチェンジしたスバル・レガシィはセダンの「B4」とSUVの「アウトバック」と2つのラインから構成されています。
2.5リッター水平対向エンジンやリニアトロニックによるパワートレイン、フロント・ストラット&リヤ・ダブルウィッシュボーンからなるシャシーなど基本的なメカニズムは共通で、いずれも上級グレードとして『Limited』が用意されているのも共通しています。
さて、これまでのレガシィでは、スポーツグレード(Sパッケージ)には、黄色く塗られたビルシュタインのダンパーと、白銀のアルミ製ロアアームがインストールされているのが、ある意味でお約束でした。
レヴォーグやWRXといった最新モデルでも、その2つのアイテムは確認することができるので、スバルとしてビルシュタインやアルミ製ロアアームを否定しているわけではありません。
しかし、スバルのフラッグシップとして進化した新型レガシィにおいては、上級の「Limited」グレードにおいても、ビルシュタインのダンパーは使われていませんし、サスペンションアームもスチールのモナカタイプとなっています。