P1に比べ幅がプラス18mm、100kgの軽量化されています。パワーは1000馬力ですが、これはエンジンが800馬力、モーターが200馬力の合計です。タイヤもサーキット専用となります。
リヤウイングには可変のDRS(ドラッグリダクションシステム)が装備されます。インテリアはF1仕様のステアリングホイールとレース仕様のシートが装備されます。レーシングカーと同じようにテレメトリーを内蔵し走行データも後からチェックすることもできます。
GTRは単にサーキットを走るクルマを販売するだけではありません。これまでにないカタチ、ヒューマンパフォーマンスパラメータとシミュレータでユーザーとアクセスします。ヒューマンパフォーマンスパラメータは、F1ドライバー向けに作られたプログラムです。レースでの様々なストレスに耐えられるメンタルと肉体面を作り上げるためのものです。シミュレータはオンロードとサーキット用のもので、実際にサーキットにいるようなシミュレータで、これらは今回からの初めての試みだそうです。
今回公開したカラーリングはシルバーとオレンジで、サイドのカラーは最初のF1 GTRをイメージしたものですが、実際にはオーナーはデザインディレクターと色について話し合うことで決定します。