マクラーレン「P1 GTR」驚きの価格と販売の条件は!?

さらに、GTRのユーザーにはサーキットイベントに参加することができます。

真に国際的なユーザーに選んでほしい観点から、イベントはグローバルなものにしたいのでF1サーキットで開催する予定です。ユーザーは、身体ひとつでくればいいように用意されています。専用のガレージ、メカニック、コーチなどが用意されています。費用にはタイヤ、メンテナンス、ロジスティックスなどを含みます。

2005年9月から2006年末まで10回のイベントのうち6回を選ぶことができるそうです。

実際に購入するユーザーは2015年2月以降、マクラーレンに来てもらうことから始まります。シートフィッティング、レーススーツのフィッティング、デザインディレクターのステファンソンとカラーの相談などを行います。

後に再び英国を訪れ、シルバーストーンサーキットでマクラーレン650cを使ってドライビングトレーニングを行います。ここで、そのオーナー専用のドライビングコーチと初めてあうことになります。もちろん、トレーニングはユーザーのスキルにあわせたプログラムで行われます。

今回公開されたのはコンセプトカーであり、まだ90%の完成度だそうです。実際にはバーレーンでテスト中で、例えばフロント部分が変化していると言います。

MacLaren P1 GTR_05 MacLaren P1 GTR_04

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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