リコール内容としては衝突時にエアバッグを膨張させるインフレーター(ガス発生装置)内のガス発生剤の成型や吸湿防止工程に不具合が有り、密度不足のままガス発生材を組み込んでしまったため、衝突時に異常破裂して金属片が飛散、ドライバーなどが負傷する危険性が有るというもの。
画像はイメージ(出展 IIHS)
このエアバッグ問題は現在NHTSAが追跡しているほか、米連邦検察当局が捜査を進めており、ブルームバーグによると現段階で少なくともホンダ車などで4名の死亡者が出ていると言います。
タカタの最大の顧客であるホンダはエアバッグ選定の再点検を進めていると表明。
23日には新型「フィット」などの度重なるリコールで顧客に迷惑をかけた責任を真摯に受け止めるとして、伊東社長が月額報酬の20%、その他の役員は10%をそれぞれ3カ月間返上すると発表しました。