乗降性は地上から開口高まで1700mmもあるそうですから、身長160cmくらいまでなら心理的にもほとんど屈まずに乗り降りできるはずで、こちらは大開口によるボディ剛性の低下などデメリットも考えられますが、実用上はメリットが大でしょう。
荷室では、広大な室内高を活かしてアンダートランクに350ccのビール缶24本のケースが2つ収まるそうで、高さ方向をどう活用できるのかも気になります。単なるフロアボードではなく、写真を見ると2枚のボードで荷室を分けられるようなのでかなり積載できそう。
今回の新型軽乗用車が成功すれば、追随するメーカーも出てくるそうですから、数多いデメリットとの苦闘を考えても「ウルトラスーパーハイトワゴン」なるジャンルが確立されるか注目です。
(塚田勝弘)