このように廉価タイプのPCS普及が進む中、昨年10月、トヨタが2015年から車両改良を機に普及価格帯の「自動ブレーキ」システムを2018年までに順次、小型車を含めた約50車種に展開(STD/OPT)すると発表。
カメラと近赤外線レーザーセンサーの組合せにより、歩行者検知やレーン認知機能を備えながらも数万円台に抑える予定と言います。
同社は自動ブレーキのみで衝突回避が困難になった場合に自動操舵で衝突を回避する次世代型PCSについても数年内に実用化する予定とか。
欧州を中心とした輸入小型車に対して出遅れ気味だった安全装備を一気に全車種展開することで優位性を確保する方針のようです。
■トヨタ「プリクラッシュセーフティシステム」(PCS)概要
http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/safety/technology/pre_crash/
■トヨタの「PCS」搭載車種一覧
http://toyota.jp/anzen_anshin/001/
【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/10/18/273895/