国交省が「超小型モビリティ」導入促進に向けて補助金

トヨタ自動車は2012年10月に愛知県豊田市で開始した実証実検に続き、今年10月1日からフランスのグルノーブル市と共同で公共交通機関と連携した新しいカーシェアリングサービス「Cité lib by Ha:mo」をスタートさせています。 

公共交通機関を補完する近距離移動用のサービスで、トヨタはこの事業に向けて「i-ROAD」と「COMS」をそれぞれ35台投入。

筆者も先日トヨタのこの超小型EV「i-ROAD」に試乗してみましたが、後輪ステア方式により、非常に小回りが利く点や、旋回時の横Gに合わせて自動制御で車体がバイクのように左右に傾く新鮮な操縦感覚などが印象的でした。 

政府が推進するこれらの超小型モビリティが今後、足踏みするEV普及の突破口となるかも注目されます。

■「超小型モビリティの導入促進」事業の対象案件
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000133.html

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 Avanti Yasunori 

 【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/10/12/272871/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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