「小型車に逆風」が2014年9月登録車セールスランキングから見えた

自販連(日本自動車販売協会連合会)調べによる2014年9月の国内乗用登録車(軽自動車および海外ブランドは含みません)販売ランキングが発表されました。 

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トップは、もはや安定のポジションとなったトヨタ・アクア。前月は前年同月比で68.8%と落ち込みましたが、9月は前年同月比76.3%となり、トレンドとしては盛り返しているようにも見えます。

とはいえ、乗用登録車全体としては、前年同月比94.1%と厳しい状況なのには変わりありせん。とくに小型乗用車が厳しく、普通乗用車(3ナンバー)が前年同月比104.3%と伸びているのに対して、小型乗用車(5ナンバー)は85.2%と8月の90.1%よりも落ち込んでいるほどです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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