いまどきのターボエンジンというと、回転でパワーを稼がずに、下からトルクを沸き上がらせる味付けがトレンドといえますが、シビック・タイプRが目指しているのは高回転エンジンです。レッドゾーンは7000rpmからとなる模様ですが、それだけではありません。
ステアリング脇に設けられる予定の『+R』ボタンを押すと、サーキット向けにセットされたマッピングとなり、よりレスポンシブルなエンジンへと変身させることが可能になるといいます。
そのエキサイティングなi-VTECターボエンジンに組み合わされるのは、もちろん6速MT。単に速さを追求するのではなく、ドライビングの喜びを最大限に味わえる一台を目指すとも宣言されています。4本出しのエキゾーストパイプも、刺激的なドライビングを感じさせるアピアランスとなっています。
なお、シビック・タイプRの生産予定工場は、イギリス・スウィンドンのファクトリーとなる予定。2015年内にはディーラーにて、その姿を見ることができるだろう、とアナウンスされています。
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(山本晋也)