2.0リッターターボのシビック・タイプRには「+R」ボタンが備わる

日本国内で販売休止状態になっているシビックですが、北米や欧州市場ではホンダの主力モデルとして強い個性を発揮しています。

存在感あるルックスの欧州シビックは、イギリスで生産されているモデルで、BTCC(英国ツーリングカー選手権)にツアラーと呼ばれるワゴンモデルが、日本でも開催されるWTCC(世界ツーリングカー選手権)には5ドアハッチバックが参戦するなど、スポーツイメージを高めています。

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2014年3月のジュネーブモーターショーでは、その欧州シビックをベースに、280馬力以上を発生する2.0リッターターボを搭載した「シビック・タイプR コンセプト」が世界初公開されています。

そして、2014年10月2日に開幕するパリ・モーターショーに向けて進化した、鮮やかなブルーボディの「シビック・タイプR コンセプト」がフォトデビューしました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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