■7年ぶりのターボは、直4・2Lの直噴ダウンサイジングターボ
かつてトヨタでは、直6ツインターボを搭載したセダンが売れまくった時代がありました。しかし当時のターボは、ECO環境性能を満たすことができずに消滅。そして今回7年振りに、直4・2Lの直噴ダウンサイジングターボとして復活を遂げました。
ターボは直噴化の恩恵が多く、緻密な燃焼制御と筒内冷却によって高圧縮比を実現。更にシリンダー一体式水冷4-2排気マニホールドとツインスクロールターボを採用してターボ効率を向上させ、低速からの分厚いトルクと俊敏なレスポンス、更にはECO性能を達成しました。
またミッションにはエンジン制御と同調した6ATを組み合せ、ターボラグを感じさせない力強くて滑らかなドライビングフィールを実現したのです。
(拓波幸としひろ)