トヨタ、ホンダ、日産が欧州車対抗で小排気量ターボ攻勢

日経新聞によると、日産が今年9月に発売を予定している「ジューク 16GT」の燃費改良版1.6L直4ターボエンジン(190ps/24.5kgm)を2.0‐2.5Lの既存エンジンとスイッチして行く計画とか。

NISSAN_JUKE

資本提携先のルノー車への同エンジン供給についても検討されている模様。 

さらにはホンダも「ステップワゴン」で2.0Lエンジンに代えて1.5Lターボエンジンの採用を予定していると言います。 

ターボエンジン車は燃費ではHVに劣るものの、バッテリーやモーターが必要ない分、車両価格が抑えられることから、中国や新興国市場でのニーズが高まるとの予想。 

そのような状況から国内自動車各社は今後、小排気量ターボエンジンのバリエーション拡大を急速に図って行く可能性が高そうです。 

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 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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