スバルWRX STIがフルモデルチェンジしました。ボディは完全新設計ながら、高回転型のEJ20ターボエンジンやDCCDを内包した6速MTなどパワートレインは基本的にキャリーオーバーといえる内容となっています。
実は、キャリーオーバーで使われているのはパワートレインだけではありません。
WRX STIの象徴ともいえる大型リヤウイング(タイプSに標準装備)も、マウント部分を除いて、旧型と同じ形状だというのです。
性能的に改良する必要性を感じなかったというのが、そのまま使われている理由ですが、すなわちWRX STIのリヤウイングは、格好だけでなく、空力性能も含めてしっかりとデザインされているというわけです。
また、WRX STIは、シフトレバー後方にSI-DriveやDCCDのコントロールパネルを置いたレイアウトも旧型と共通ですが、これは従来からのユーザーが新型に乗り換えても、ブラインドタッチできるようにという配慮なのだそうです。
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(山本晋也)