トヨタの改革「TNGA」とVWの「MQB」軍配はどちらに?

今年上半期(1‐6月)の世界販売で過去最高の509万7000台を記録、3年連続で首位を堅持しているトヨタ自動車。 

同社は5日の決算報告会で2014年暦年の販売台数計画をアジア市場の情勢を踏まえ、当初計画から11万台減となる1,022万台(前年比+2%)へと下方修正しました。 

TOYOTA

さらに2013年から3年間に渡って工場の新設を凍結。それまでの業績急拡大に伴う品質問題発生やリーマンショック後の赤字転落への反省から、むやみに台数を追う事を止め、「もっといいクルマづくり」に専念すると宣言。 

豊田章男社長は今期業績予想について「意志を持った踊り場」と位置付けており、「短期の業績に一喜一憂せず、研究開発投資など必要な事は1年かけてしっかり仕込んでいく」としています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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